塾に通う子供の増加は教育現場の危機が影響している！？
皆さんは塾についてどれくらいご存知ですか？私は中学校の受験のシーズンのみ塾に行ったことがありますが、それ以外は塾に通うことはなくそれなりに知名度の高い学校も受験に合格しました。私が学生だった当時は授業の質も先生の教え方も現在よりも恵まれていて、授業だけまじめにきいて教科書通りに勉強を進めていれば問題なく学力が保てていたのですが、現在では既に小学校の時点から授業自体が質が低下して学生のモラルの低下から授業が進まずに学校だけの授業では学力が保持できず、基本の勉強すらままならないという事例が増えてきているそうです。そういった背景を受けて小学生から塾に通う子供が増加して教育の外注化がどんどん加速していっている社会背景が存在しているのです。理想的には義務教育の授業だけで学習容量をおさえて塾に行かずとも一定の基準に達した教育を提供されるべきですが、実際の教育現場も教員の不足やモンスターペアレントの存在などで問題が山積みでなかなか授業の質を改善するところまで手が回っていないというのが、問題です。今後はやはり教員の補充や授業以外での問題を解決する立場の職員の配置などを検討していくことが課題になっていくことでしょう。
